【ひらがな】こどもが文字に興味をもったなら
我が子が言葉を覚え、歩き出し、スクスクと育っていく。
1番近くにいるお母さんは、毎日が楽しく、とっても幸せですよね。
そんな集団生活の中、
「もう、隣の子は名前を書いている!」
「うちの子も早く名前を書かせなきゃ!」
と気になることがあると思います。
そんな時どうすれば良いでしょうか?
「幼児ワークを買ってくればいいのかな?」
「そもそも何歳くらいから書き始めるものなの?」
今日は、そんな疑問に答えていきたいと思います☆
「なるべく早いうちに、なるべく綺麗に名前を書かせたい!」
お母さんなら、誰でも思うことですよね。
でも、ちょっと待ってください!
子どもの発達には、きちんとした順序があるのです。
その順序を間違えてしまうと、親子で必要のない苦労をしたり、余計な心配事に繋がりかねません。
まずは【書く準備】ができているか、簡単にチェックしてみましょう!!
※発達における準備のことを、教育心理学では「レディネス」といいます。
①横線は左から右へ、縦線は上から下へ、丸は右回りで書けるか
これは、書く準備としての基本動作ができているかのチェックになります。
お絵描きや、ひらがな遊びの際に注意深く観察してみてください。
これらの動作が整っていない場合は、文字学習の前にたくさんお絵描きをしたり、迷路をしたりした方がよい段階と言えるでしょう。
②丸、三角、四角をきちんと書けるか?
これらの模写は4~5歳くらいにはできてきます。
ただの直線を組み合わせたり、繋げたりし始めるのです。
丸の始まり(始点)と終わり(終点)を意識して書けていたらOKです。
三角、四角も同じように見てみて下さい。
③菱形
丸や三角に比べると、斜線の要素があるため難しい形といえます。
手首の動きも少し複雑になりますので、焦らないで取り組むことが大事です。
難しい斜線を上手に組み合わせて書けるようになってくると、ひらがな学習の【準備(レディネス)】は整ったと言えます。
どうでしたか?
お母さん方の力になれたでしょうか?
いろいろとお話ししましたが、ひらがな学習においては何歳からというのは特にありません。
ただし、準備(レディネス)が整っているか、興味をもっているかというのは大切にしてほしいなと思います。
丸や三角を書けない子どもに字を書かせようとしても、親子で苦しくなります。
また、興味関心のない子どもにも同じようなことが言えます。
ぜひ、今日紹介したチェック項目を活用して、楽しいひらがな&子育てライフを送って下さい!!